葬儀業界の外から(元楽天店長のブログ)

葬儀業界1年目の備忘録的ブログです。元楽天店長、特技はプレスリリースを主体としたマーケティング。なお、葬儀社ではありません。

4月以降、多くの葬儀屋が潰れるのかな…嬉しいね

ひどいタイトルですいません。

 

ただ、業界に入った時にこの業界の酷さを感じました。

 

 

夜間の対応も必要であり、正月やお盆もありません。

 

小規模だと「たまの電話」を取りこぼすのが命取りです。

 

 

だからって、無休で宿直させたりとか、

 

昨今話題のコンビニも真っ青の24時間営業を

 

スタッフに求める経営者が多すぎ。

 

 

創業家ならまだしも、社員は所詮社員。

 

「家族みたいな付き合い」とか言いますが都合良すぎ。

 

家族が外で働いてて、給料も出ないのに

 

会社に寝泊まりもするし、電話が来たら飛び出していく…

 

さて、それを「いい会社だね、ガンバれ!」って言えますか??

 

自分だったら「他の仕事にしたら?」といいます。

 

 

調べ物をしていて見つけた業界30年の方のブログにはこうありました。

 

 

「葬儀対応のため24時間待機し…ブラック企業大賞も当たり前。」

 

 

このコメントは、大手企業が新規参入する件で書かれたもので、

 

その前後には

 

 

「現場に出て…葬儀屋をやってみろと言いたい」

 

 

とな。こんな馬鹿な経営者がいるからブラック企業が減らない。

 

会社に愛着があるのは創業者と、株主。

 

同じ程度の愛着を、給料だけ貰って働く社員に持たせるのは無理。

 

 

そもそも、ブラック化するのは経営者が無能だからです。

 

 

昨今、夜間の代行業者なんて多数あります。

 

搬送とヒアリングをして、翌日連絡するだけの準備をする会社もあります。

 

電話だって24時間のコールセンターもあるし、

 

そもそもブラックと叩かれるコンビニさえ人を雇ってます。

 

 

こんなアホなことを業界の先輩風ふかせてブログに書く、

 

この神経がおかしい。本当に頭がおかしい。

 

それは業界の先輩だろうが関係ありません。

 

 

だから、個人的には4月以降にこういう会社がどんどん潰れて欲しい。

 

まずは今のまま運営して社員が逃げ出し、逃げなかった社員は

 

労働局へかけこみ厳しい対応を受けたら良い。

 

ある日、突然社員が雇った弁護士から訴えられるでしょう。

 

で、改善すると対応が手薄な時間もできて信頼を失い、

 

やがては潰れていくんですよ。これでOK。

 

 

社員の人はもっとまともな経営者がやる会社に行けるし、

 

その会社には「ブラック当たり前」なんてアホは居ないでしょう。

 

ブラック化させないために人を雇うのはもちろんのこと、

 

必要に応じて外注したり、システム化して働きやすくします。

 

本来、これが経営者のやるべきことです。

 

ブラック化してる企業なんて頭が足りないから「ブラック」なんです。

 

 

だから、どうぞブラックな葬儀屋は潰れてください。

 

 

ブラック葬儀社がなくても、他に葬儀社はありますから。